Profile
日本アイ・ティ・エフ株式会社
DLCコーティングトップシェアを誇るコーティングメーカーです。
当社は、1985年に住友電気工業のコーティング技術と日新電機のイオンプラズマ技術・コーティング装置技術を融合し設立された、 コーティング受託加工およびコーティング装置の製造販売企業です。特にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングについては、水素フリーDLCコーティングのパイオニアとして、お客様の様々な用途に対応できるよう、それぞれ特徴のある膜質をご用意しております。
当社は、設立母体である住友電気工業株式会社及び日新電機株式会社の技術を集約し、早くからDLCコーティングの価値や将来性に着目し、研究開発と実用化に取り組んで参りました。
そのため、株式会社矢野経済研究所の調査にもあるように、DLCコーティングサプライヤとしてトップシェアを誇っています(グラフ参照)。
製品・サービスの特徴
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DLCコーティングとは
DLC(ディー・エル・シー) は、Diamond-Like Carbon(ダイヤモンド・ライク・カーボン)の略称で、ダイヤモンドとグラファイト(黒鉛)の両方の炭素-炭素結合を併せ持つ炭素を主成分とした物質で作られた薄膜の総称です。
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特徴としては、
①高硬度(耐摩耗性に優れる)
②低摩擦係数(摺動性に優れる)
③化学的不活性(摩擦時に相手材との化学反応が起こりにくい)
等といったものが挙げられます。
DLCは大きく「水素含んだDLC」と「水素を含まないDLC(水素フリーDLC)」の2つに分けられます。 -
ジニアスコートHAの効果(アルミの凝着防止)
当社の「ジニアスコートHA」は、「水素を含まないDLC(水素フリーDLC)」コーティングです。
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一般的な「水素を含んだDLC」は耐熱温度が300℃程度と低く、硬度もビッカース硬度で1800~2,000とプレス加工には向かないコーティングといわれております。
それに対して当社の水素フリーDLC「ジニアスコートHA」は耐熱温度500℃まで、膜硬度はビッカース硬度で7,000相当と非常に硬いく、プレス加工でも多くの実績がございます。
また画像のように、アルミ・銅・亜鉛メッキ・ニッケル・錫といった非鉄系軟質金属の凝着を防ぐ効果があります。
上記のような非鉄系軟質金属のプレス加工(曲げ・抜き・絞り等)や切削加工時の金型・工具への凝着防止により寿命向上の効果が期待できます。 -
DLC以外のコーテイングも取り扱っております。
当社の「ジニアスコートシリーズ」では、DLCコーティング以外にも様々なコーティングの取り扱いがございます。
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一般的なチタン系(TIN/TIALN)、クロム系(CRN)コーティングはもちろん、硬度と摺動性に優れたTICN系積層膜(TCX)、耐熱温度に優れるCRN系超多層膜(IAR/IAX)といった当社独自コーティングもございます。
幅広いコーティングラインナップで御社の加工上のお悩み解決のお手伝いができると思いますのでまずはお気軽にご相談ください。
※本社(京都府)での処理のものもございます。
会社概要
企業名 | 日本アイ・ティ・エフ株式会社 |
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設立 | 1985年 |
本社所在地 | 〒601-8205 京都府京都市南区久世殿城町575 |
県内製造・開発拠点 の所在地 |
〒371-8515 群馬県前橋市総社町総社2121 |
従業員数 | 205名 |
電話番号 | 075-931-6040 |
URL | https://nippon-itf.co.jp/ |
認証取得 | ISO9001,ISO14001 |
カテゴリ |
【加工技術/部品】
切削、プレス・板金・溶接、プラスチック・樹脂・ゴム、金型・治工具、表面処理・熱処理・印刷、その他金属加工
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